砂糖の原料は、以下のいずれかが使われることが多いのですが、実はどれも環境に優しい砂糖とは言い切れません。
- テンサイ
- さとうきび
- とうもろこし
今回は、それぞれが環境に与える影響に加え、地球に優しい選択についてご紹介していきますので、最後までご覧いただけますと幸いです。
砂糖を作る時に、環境に与える影響って?
「とうもろこし」「テンサイ」「さとうきび」で作られた砂糖は、それぞれ以下の影響を与えると言われています。
とうもろこしで作られた砂糖
とうもろこしの栽培にはテンサイやさとうきびよりも多くの化石燃料を必要とします。そのため、たくさんの温室効果ガスが発生してしまいます。
また、とうもろこし由来の砂糖は生産〜廃棄までの間に「1kgあたり1500L」の水が消費・汚染されています。
テンサイやさとうきびで作られた砂糖
テンサイやさとうきびの栽培は、とうもろこしと比較すると環境に優しいと言われています。
それでもテンサイ由来の砂糖は、生産〜廃棄までの間に「1kgあたり935L」の水が消費・汚染されています。
オーガニック商品やフェアトレード商品を!
砂糖に関しては、地球に優しいと言い切れる商品がなかなか無いのが現状。
そんななかでも、オーガニック商品やフェアトレード商品を手に取るのが最も環境に良い選択と言えるのではないでしょうか。身近なところから、環境への配慮を意識していけると素敵ですね!